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2015年2月20日(金)

  • 家づくりのあれこれ
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いま注目のサイディングの外壁とは?

 今、注目されているサイディングは、平たく長い板状のサイディングを重ねながら張り合わせたもので、”下見張り””鎧張り”とも呼ばれているカントリースタイルの定番ともいえる外装材で、ラップサイディングという外壁材で、北欧の貿易の中心となったノルウェー(ベルゲン)のブリッゲンの木造建築から用いられたと云われます。  17世紀にはニューイングランドに構築されたジョージアンスタイルの定番の外壁にもなっている時を声愛され続けてきました。 カーサ総研のラップサイディングは、自然な風合いを持つ、現代的で洗練されたカラーで大人のための癒し空間に潤いと上質感を演出します。

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最近では、サーファーズハウス にも採用されている。

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サイディングという言葉を聞いてすぐに答えられるという人は、業者の方かその道に精通している方であると思います。ではサイディングとはどういったものか?サイディングとは外壁に使用する外装材のことです。

今までの住宅の場合、塗り壁など外壁に塗料など「なにかしらを塗って仕上げる」というケースがほとんどでしたが、、今は「サイディングという外装材を壁に貼るという手法」がとられる事が多くなってきました。

左官屋さんが壁を塗る仕事でなく、サイディングボードと呼ばれる・・・言ってしまえば工場で量産された壁の型を外壁に張っていく方法をサイディングといいます。

サイディングは、セメントなどを主原料にしたものや断熱材やハードボードなどを、芯材に金属板で覆ったものなど様々な種類があります。サイディングは工事も簡単で価格も安く、耐水性、耐天候性にも優れ、種類も豊富ですので、今では多くの住宅メーカーも取り入れています。

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 サイディングのメリット・デメリットは?

では、サインディングのメリットとはどんなものでしょうか?まず特徴的なのはその見た目でしょう。板を横に張り合わせることによる陰影が壁に落ちるオシャレな外観は、輸入住宅のような西洋風のイメージで非常に特徴的な見え方の住宅になります。

好き嫌いもありますが、「せっかく注文住宅を建てるのだから人と違うものにしたい」という方には、お勧めできる外壁だと思います。

外壁や屋根は家の顔とも言えるので、オシャレで特徴的なイメージなものにすれば、その家の価値を上げることにもつながります。家の価値を上げるということは、もちろん自分たちの満足度を上げるということにもつながりますね。

機能的な面としては、従来の塗り壁は、ひび割れなどの劣化がどうしても目立ちますが、サイディングは、ひび割れなどの劣化が起こりづらく劣化が目立ちません。

ハウスビルダー目線にはなりますが、サイディングは量産できるので、壁材自体の品質は均一なものになるので安心です。コストも計算しやすいので価格の変動が少なく、お客様に安心してお勧めできるというメリットもあります。 

サイディングの素材と特徴

サイディングにも、いろいろな素材があります。代表的なものとしては、窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングなどいろいろな素材があります。

この中で一番ポピュラーなのが、窯業系サイディングです。窯業系サイディングは硬質で密度が高いため耐震性や遮音性、防火性にすぐれています。デザインとしてもタイル調や石積み調など色々と風情あるものがありますので汎用性も高いです。

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最近では雨水で汚れが落ちたり、汚れにくいコーティングをほどこした素材であったり、シーリングを目立たなくすることですっきりと仕上がり目地の汚れの心配がない商品など多数あります。金属系サイディングの場合断熱材を裏打ちしたものがよく見られます。軽量で建物に負担がかからず断熱材を充てんし、断熱効果も高くすることが特徴です。

金属系サイディングであっても無機質な感じではなく風情あるレンガ調や石積み調などのデザインもありバリエーションも豊富です。木質系サイディングは天然の木などに塗装を施すので環境に配慮したものとなります。樹脂系サイディングは軽量なので建物に負担がかからないのが特徴です。

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サイディングの劣化とメンテナンス

どんなものでも年数が経てば劣化はしますし、傷も出てきます。サイディングも他の外壁などと同様メンテナンスは必要です。住宅にもっとも使用されているのは窯業系サイディングです。窯業系サイディングのメンテナンスのポイントは表面塗装とシーリングです。これらは一般的には5~7年で劣化が始まりますので定期的なメンテナンスが必要となってきます。最近では、「プラチナシール」「ドライジョイント工法」により、シーリング材のうち替え回数を削減し、メンテナンスの負担を大幅に減らす工法も開発されています。

カーサ総研施工

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サイディングの外壁は種類もカラーも豊富(イメージ写真)

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窯業系サイディングは蓄熱をしやすいという特徴もありますので、夏場の室温を低温に保つため、断熱塗料などでメンテナンスをしてあげる必要があります。この辺はハウスメーカーに外壁の事を相談するタイミングで断熱塗装が必要か否かのアドバイスをもらう事もよいと思います。

また余談ですが、サイディングの塗り替えとしてはシリコン塗料が主流です。シリコン塗料はサイディングとの相性が良い塗料ということもあります。また、窯業系サイディングの外壁塗り替えでは塗装前の処理として、コーキングの補修をする必要があります。

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同じサイディングでも種類によりメンテナンス方法が異なる場合があるので注意(イメージ写真)

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専門用語になりますが新しいコーキングをすることを打ち変え、既存のコーキングの上に補修をすることを増し打ちと呼びます。いずれも専門的な話ですので、ハウスメーカーの営業マンに納得のいくまで説明をしてもらうとよいと思います。

 

外壁リフォームのご近所配慮も以外に大切

外壁の工事は、新築にしろリフォームにしろ、天候などに左右されやすいため工期が長くなるケースもあるので、ご近所回りへのあいさつ参りは、おこなったほうがいいかもしれません。外壁を塗るということになると、足場を組む必要もあるため、ご近所目線でみると結構おおがかりな工事に見えていることも多いです。

  カーサ総研施工

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住宅を購入する際は、こういった完成後、数年した後に発生するメンテナンスの費用なども参考にしたうえで予算の設計をすることをおすすめします。住宅ローンの中に、リフォーム費用は入っていないので、それらの資金繰りをする必要もあるからです。

サイディング についての疑問やご相談、お見積など、なんでもお気軽にご相談ください。

 

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