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2008年4月14日(月)
- 現場レポート
不透明な建築価格見積もりからの脱却
建築工事に携わってきたこれまで 一番残念に思うのが見積もり内容を
お客様に全て把握していただけない現実でした。
時価や取引メーカーによって仕様価格は常に変動を伴うことが基本としても
矢張り建築見積りは一般のお客様には見にくいし、難解だと思ってきました。
また、価格ボリュームが大きく一生に一度の買い物という印象が強いことも
構えを硬くさせているでしょう。
120円飲料ドリンクの原価がだいたい幾らなのか 購買者の方は既に周知だと
思いますが店先で「120円は高いと思うから 負けてよ。」「120円の内容が分からないから説明して。」
という人は多分いらっしゃらないでしょう。
けれども 矢張り納得いただくことが何といっても優先順位です。
当社は見積もり内容を原価公開し 材料・工賃・経費・利益を明確に示す努力をしました。
勿論、そこには責任施工は当たり前の事です。
現在の日本の建築見積りには、まだまだ坪/○○万円の表示が多く、工事内容が不透明のものが
多いのが現実です。
今後、世界経済がグローバル化し、日本の住宅が少しでも多くの人達に求められるよう望みます。
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