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2007年2月11日(日)
- 現場レポート
居室探訪―リビングルーム②
子供達のオムツ換え、遊び場や昼寝に。冬はコタツを出して居間兼食堂兼ときどき寝室でした。しかも冬は寒いので隣の和室がリビングになるのです。これが遥か遠い日々の我が家のリビング風景。
個人新築住宅は高気密・高断熱、良質住宅で小さくも大きくも住まい方が変わってきました。リビング階段、吹き抜け、オープンスペースなどが可能になって リビングはどのような風景になったでしょう。
広く美しい視野があります。来客時にはとても見栄えが良く評判がいいです。サロン的には申し分ありません。けれども住んでみないと分からないことがあります。作用反作用は付きものです。
*リビング階段にしたい方の使い勝手事項:おしゃれな内観のシンボルになる。家族の出入りの気配が分かりやすい。昇降時のたびに寛ぐ側の気が散りやすい。多少埃っぽい。
*リビングの一部以上を吹き抜けにしたい方の使い勝手事項:開放感があり大きく見える。2階居室スペース有効利用に影響しやすい。2階から寛ぐ側が見える。LDKがオープンになっているとキッチンの油煙が2階まで上りやすい。2階に音響が聞こえやすい。
ファミリーリビングは寛ぐ場所ですが住む側の年齢や家族構成のソフトの変化によって空気も変わりますね。お子様達が大きくなってからも、長時間寛いでいるようでは考えものですもの。

