新着情報

2025年11月10日(月)
- 建築さんぽ
岩木山神社 ― 本州最北端の鎮守様 ―
津軽富士とも呼ばれる青森県津軽の最高峰、
岩木山をご神体とする麓に岩木山神社はありました。
本州最北端の鎮守様ということで厳かに参拝させていただき、
ご祈祷もさせていただきました。



創建1200余年の歴史があり、
歴代の津軽藩主が造営した現存する社殿群と、
毎年旧暦8月1日に斎行される秋祭り
「岩木山お山参詣(いわきさんおやまさんけい)」行事は、
国の重要文化財指定という古い歴史が伺えます。


社殿は神仏習合時代の名残りをとどめて、
鎌倉時代以降の密教寺院の構造に桃山時代の様式を思わせる
色とりどりの絵様彫刻があるのが特徴のようです。



明治の神仏分離で寺院が廃止され、
1873年(明治6年)に津軽総鎮守・岩木山神社とされた
経緯があったようです。

