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2015年3月9日(月)

  • 施工例

海を感じる光と風を浴びて、湘南スタイルの家

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玄関からリビングルームに招かれ、目の前の壁が動いたかと思ったら、天井高いっぱいの3.2mもあるトータルサイズの建具でした。「驚いたでしょう。自分の背が高いものですから、何から何までビッグな大空間が欲しかったんですよ」と語るのは、身長188cmもある施主のOさん。リビングはもちろん、天井も広さもワイド。 両開きのサッシを開くと、広いウッドデッキにフラットでつながります。ダイニングキッチンは、リビングからステップ4段高くなったスキップフロア形式。細かい間仕切りを設けて空間の広がりを邪魔することなく、各スペースの独立性を高められる効果があります。
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小柄な奥さまは「キッチンからリビングを見下ろせる開放感のあるスタイルが希望でした。家族のコミュニケーションも進みます」と満足そう。 設計のDENアーキテクツ、施工のカーサ創建の連携から生まれた個性派の住まいです。フローリングの素材は、ヨーロッパで人気の高級床材のヒートトリーテッドパイン。薫蒸処理をして含水率を4%まで下げることで、収縮乾燥による変形や反りがほとんどない無垢材です。ウッドデッキには、南洋産のウリン材を採用。アイアンウッド(鉄木)ともいわれ、塗装なしでも腐りにくく、耐久性も高いのが特徴。どちらも薬剤を使わない天然素材ですから、明るい日差しに囲まれたリビングやデッキでは、素足で過ごせる”湘南スタイル”が実現できそう。2階ホールの天窓につながる壁の両サイドには、子どもの部屋と主寝室のロフトの窓が設けられています。暗くなりがちなロフトに天窓からの光が入り込み、明るく快適なスペースに。丸みのある天井も広がりを演出しています。やっぱりここも大空間。見た目以上にボリューム感のあるゆったりした住まいです。

  半円形の屋根に、白い壁と木のコントラストが映える
  外観

Oさんの住まいのイメージは”白い家”。その要望に応えるため、波をイメージしたコテ塗り仕上げの白い壁に仕上げています。塗料は「じゅらくペンアート」。シリコン入りの有機質砂壁状仕上げ塗材で、汚れがつきにくく、ひびわれもしにくいのが特徴です。ウッドデッキを囲うフェンスや1、2階の境目に張ったスギ板が、横のラインを柔らかく印象付け、広がりを持たせています。そして、半円形の屋根が印象的。 正面からは見えませんが、2階にもウッドデッキが設けられています、1階とは別の素材で、セランガンバツ材を採用。加工性に優れ、屋外の雨や熱に強いのが特徴です、自然素材を適材適所に使い分け、デザインと機能の両立を図っています。

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