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2024年3月2日(土)

  • 建築さんぽ

ウランバートルの景色 ―モンゴルの首都―

モンゴルの国土は日本の4倍で人口は1/4ほどで、人口密度が世界で2番目に低いらしいです。現在は人口は約330万ですが年間約2%以上の増加見込みということです。モンゴルの首都、ウランバートルは150万人を超えて全人口の約半分が集中しているといいます。1990年代に民主化されて以降の移動の制限が解かれ、人々が自由に居住地を選べる環境になり、ウランバートルの都市計画と共に急激な近代化が進んでいるようです。ザイサンの丘からビルを眺めると、建物意匠にサッシを取り付けていないままや敷地内に建材を残したままにしている建設途中のビル群が目に付く。理由は寒冷が厳しい冬の時期はビルディングの仕事は全く出来ないそうで、建物によっては長期的計画になりがちとガイドさんの弁。決して放っておくわけではないらしい。また、ここには火力発電所が4か所あり、電力量の需要も増えるにつれて水の必要性や大気汚染対策など様々な角度からの都市開発検討中だという。

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